2023年は卯年!20年以上うさぎを撮り続ける“うさぎ写真家”夫婦に聞いた100万枚撮ってわかったこと

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2022年12月28日 11:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

「1枚の落ち葉を2匹の子うさぎちゃんが取り合いをしているところです」(撮影/うさぎ写真家uta)

「数えたことはないけれど、100万枚は超えていますね」

 野生のうさぎが多数生息していることで有名な広島・大久野島で、2000年からうさぎを撮り続けている中村隆之さん&麿矢さんご夫妻。「うさぎ写真家uta」として活動し、ツイッターなどで発信するかわいいうさぎたちの写真が大人気だ。これまでの撮影枚数は100万枚超えという。

卯年!うさぎ写真家に聞いた「うさぎのかわいすぎる魅力」

 うさぎの写真を撮り始めたきっかけは、

「ふたりでピクニックがてら大久野島に行ったときに、かわいさにハマって。そこから島に通って撮影するようになったんです」(隆之さん)

 もともと写真をやっていたというおふたり。現在は熊本に住みながら、毎月5泊くらいの旅程で大久野島に通っている。

「大久野島のうさぎさんは、頑張って自然の中で生きている姿が魅力的」

 と、隆之さん。きゅんとくるかわいいしぐさは、

顔の毛づくろいをするときに前足でクシュクシュするところや、あくびをするところ。みなさん、好きだと思います」(麿矢さん)

「あと、後ろ姿のおしりもかわいいですね。丸いフォルムに小さいしっぽがポンとついていて」(隆之さん)

 撮影で心がけていることを聞くと、

「島のうさぎさんは人慣れしているんですが、私たちは自然な姿を撮りたいので、邪魔をしないように気をつけています」(麿矢さん)

「人の気配がすると食べ物がもらえると思って近づいてくるので、できるだけ離れたところから撮影してますね」(隆之さん)

 今は他界してしまったが、熊本では「しろくま」ちゃんといううさぎを飼っていたおふたり。おっとり&おだやかな性格だったという。これはうさぎ全般の気質なのだろうか?

「うさぎさんも、いろいろな子がいるので一概には言えないですね。草食動物なので攻撃的ではないですが、若い男の子(オス)は部屋の中を走り回ったりする子もいますし。

 ただ、島だけじゃなく家で暮らしていても、人なつっこい子は多いと思います。だからやっぱりちょっと寂しがり屋なんじゃないかな。さすがに“寂しいと死んじゃう”ことはないと思いますが(笑)」(隆之さん)

 日本初の移動型うさぎさん撮影会も開催しているおふたり。そこでは長年のキャリアから生まれた匠の技も。

「20年以上観察を続けていると、“こういうときはこういうしぐさをする”というのがわかってきて。それは家で暮らしているうさぎさんも同じなんですよね」(麿矢さん)

「言葉にできないくらいの小さな動きや表情で、“そろそろ顔洗うな”とか“立ち上がるな”と、次の動作が予測できるので、いい瞬間を逃さずに撮れるんです。

 また、撮影会では私が撮影、妻がうさぎさんが危なくないようにケアをしているのですが、かわいい仕草をするようにちょっとした誘導もしたり」(隆之さん)

 来年はうさぎ年。抱負をたずねると

「今まで撮影会は関東までしか行けていないので、もうちょっと足をのばしたいなと。“日本一周うさぎさん撮影の旅”ができたらいいねとふたりで話してます。北海道まで行きたいですね!」(隆之さん)

うさぎ写真家utaさんのSNSとブログ
●ツイッター @utajima
●インスタグラム (@uta_photosession)
●ブログ『〜うさぎの楽園「大久野島」〜うさぎ写真家uta』
https://ameblo.jp/maron0/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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  • この前行ったら顔が半分ないのに普通の個体のように活動してる仔がいたが、この冬越えられるだろうか?
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