新記録に幻ノーノー、守護神被弾後に劇的サヨナラ…竜党興奮「伝説の試合」

49

2023年08月13日 18:10  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

10回裏、サヨナラ本塁打を放った宇佐見(右端)を迎える中日ナイン (C)Kyodo News
○ 中日 2x − 1 広島 ○
<18回戦・バンテリンドーム>

 中日は劇的な逆転サヨナラ勝ちで2連勝。この3連戦を2勝1分けで勝ち越した。

 まず観客を沸かせたのは1番・岡林。初回に鮮やかなな左前打を放ち、球団記録を74年ぶりに更新する26試合連続安打を達成した。

 投げては先発の柳が立ち上がりから快投。四死球や失策での出塁はあったものの、広島打線をノーヒットに封じ込めテンポ良くゼロを並べた。9回のピンチも凌ぎノーヒット投球のまま27個のアウトを奪ったが、味方打線も無得点で試合は0−0のまま延長戦へ。立浪監督は10回のマウンドに守護神・マルティネスを送り、柳は個人でのノーヒットノーラン達成とはならならなかった。

 継投でのノーノー達成のチャンスは残されたが、10回二死からマルティネスが痛恨のソロ被弾。これが守護神にとって今季初の自責点となった。

 それでもその裏、先頭の4番・石川昂が同点の11号ソロを左翼席へ叩き込むと、続く宇佐見は3号ソロを右翼席へ。2者連続アーチで劇的なサヨナラ勝ちを収め、バンテリドームは熱狂に包まれた。

 試合後、岡林、石川昂、宇佐見に続き、柳がお立ち台に上がると場内は大歓声。柳は笑顔で「皆さんの大声援のおかげでノーヒットノーラン達成できました。ありがとうございました」ととぼけ、ファンの笑いを誘った。

 岡林の新記録達成に、幻に終わった柳のノーヒットノーラン。さらに、マルティネスの今季37試合目での初自責点に、2者連続アーチでの逆転サヨナラ勝ち。いろいろありすぎた一戦にSNS上では、「こんな試合ない」「感情ぐちゃぐちゃ」「後世に語り継がれる伝説の試合」などの声が上がっている。

このニュースに関するつぶやき

  • をい!大城見たか?こういうのを 内助の功って言うんだよ! ちょっと間に合わなかったがな。
    • イイネ!3
    • コメント 3件

つぶやき一覧へ(26件)

ニュース設定