限定公開( 13 )
高校生の女子生徒(16)の遺体を自宅に放置したとして、愛知県警一宮署は1日、愛知県一宮市木曽川町門間東島海の無職、江口真先容疑者(21)を死体遺棄容疑で緊急逮捕したと発表した。「私がやったことで間違いない」と容疑を認めており、殺害をほのめかす供述もしているという。
逮捕容疑は3月31日午後11時40分ごろ、自宅2階のクローゼットに東京都葛飾区亀有4の高校生、加藤和華さんの遺体を遺棄したとしている。遺体は布のようなものに包まれた上からテープで巻かれ、あおむけの状態で見つかった。首や肩に複数の刺し傷があったという。
捜査関係者によると、加藤さんは3月28日、母親に「ネットゲームで知り合った愛知県の友人の家に泊まってくる」と告げて外出。その後、母親とLINE(ライン)でやり取りをしていたが、翌29日午後から連絡が取れなくなったことから、母親が警視庁に行方不明届を出していた。
県警は警視庁から「加藤さんが行方不明になっており、江口容疑者宅にいる可能性がある」との連絡を受け、一宮署員が家族と同居する江口容疑者宅を訪問。31日午後10時55分ごろ、遺体を発見した。
県警は死因を調べるとともに、2人の間で何らかのトラブルが起きたとみて、詳しいいきさつを調べている。【丘絢太、大原翔】
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 THE MAINICHI NEWSPAPERS. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。