観光遊覧船「エスペランサ」のエンジンが航行中に止まる　乗客131人は別の船で全員救助　三重・志摩市の賢島近くの海上

三重県志摩市で観光遊覧船のエンジンが航行中に止まり、乗客131人が全員、別の船で救助されました。

海上保安庁などによりますと、きょう午前10時ごろ、三重県志摩市の賢島近くの海上で遊覧船「エスペランサ」のエンジンが止まり、航行できない状態になりました。

船を運航する志摩マリンレジャーは、乗客131人を小型船で救助し、けが人や体調不良を訴える人はいませんでした。遊覧船はきょう午前9時半に賢島港を出港し、およそ50分かけて英虞湾を周遊する予定でした。

志摩マリンレジャーは遊覧船を別の船でけん引して賢島港に戻した上で、今後、原因を調査する方針です。