JR東日本は、車掌が乗車せず、運転士のみで運行をする「ワンマン運転」を来年の春から首都圏を走る一部の路線で順次行うと発表しました。
きょう、JR東日本が発表したワンマン運転を実施する区間は、2025年春から▼常磐線の綾瀬〜取手間の各駅停車、▼南武線の川崎〜立川間、2026年春から▼横浜・根岸線の八王子〜大船間です。
ワンマン運転は、運転士がドアの開閉や非常時の対応などを一人で行うため、負担が増えるとされていました。
そこで、運転席に乗客の乗り降りを確認するためのモニターの設置や、非常時に乗客が運行を管理している部署と直接やり取りができる「非常通報装置」などを導入し、運転士の負担軽減やワンマン運転による安全性の向上を図るとしています。
JR東日本は、人手不足の解消や効率的な鉄道輸送を目指し、2030年頃までに山手線や京浜東北線などでもワンマン運転を実施する方針だとしています。
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