【フィギュア】宇野昌磨さん「そんな僕をみんなは忘れず」北京五輪団体銀メンバーが全員集結

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2024年11月10日 14:27  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦NHK杯のエキシビションで、北京五輪団体戦で獲得した銀メダルを披露する宇野昌磨さん(右)と鍵山(撮影・河田真司)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯>◇10日◇東京・代々木第一体育館◇エキシビション



22年北京五輪(オリンピック)で銀メダルを獲得した団体の日本代表が全員集結した。


第1部の最後に当時の衣装を着て、リンクに立った。男子の宇野昌磨さん、鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)、女子の坂本花織(シスメックス)樋口新葉(ノエビア)、ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)、アイスダンスの小松原美里さん、尊が観衆の声援を受けた。


北京五輪団体をめぐっては、金メダルだったROC(ロシア・オリンピック委員会)のカミラ・ワリエワがドーピング違反で資格停止処分となり、日本は銅から銀メダルに繰り上がりとなった。24年8月7日には夏季五輪開催中のパリでメダル授与式が行われ、先に決まっていたアイスショー出演のため欠席した宇野さんも、9月にメダルを受け取っていた。


当時のショートプログラム(SP)「オーボエ協奏曲」の赤の衣装を身に着けた宇野さんは「2年半越しにはなりますが、無事、皆さんの元にメダルが届きました。この銀メダルっていうのは、このチームが一丸となって得た結果かなと思います」とあいさつ。パリでは仲間が、指に宇野さんの名前を書いてメダル授与式に臨んでおり「僕は出席できませんでしたけれども、そんな僕をみんなは忘れずに、指に書いてもらったりとかして、本当にうれしかったです」と笑わせた。


昨季限りで現役を引退しており「これからそれぞれが、それぞれの道をより精進していくと思います。本当に応援ありがとうございました」と感謝を伝えた。【松本航】

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