さいたま市の私立高校のグラウンドで、生徒が運転する車が横転し、助手席の男子生徒が死亡した事故で、運転していた生徒と後部座席の生徒が「過去にもグラウンドで運転した」と話していることが分かりました。
この事故はおととい深夜、さいたま市西区にある埼玉栄高校のグラウンドで、高校2年の男子生徒3人が乗る軽乗用車が横転し、助手席の生徒(17)が死亡したものです。
捜査関係者によりますと、3人はそれぞれ別々の運動部に所属していて、死亡した生徒は助手席の窓を開け、外に身を乗り出していて、横転した際に身体を挟まれたということです。
車は無免許運転でしたが、運転していた生徒と後部座席の生徒が警察の任意の聴取に対し、「過去にもグラウンドで運転した」と話していることが新たに分かりました。
警察は、生徒による車の運転が常態化していた可能性があるとみて、危険運転致死の疑いで事故の原因や学校による車の鍵の管理態勢を調べています。
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