東京・台東区で酒を飲んで自転車を運転したとして、無職の男が現行犯逮捕されました。自転車の酒気帯び運転容疑で、都内での逮捕は初めてです。
道交法違反の酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、無職の40代の男です。男は今月4日の午後7時半ごろ、台東区駒形の国道で、酒気帯びの状態で自転車を運転した疑いがもたれています。
警視庁によりますと、乗客を降ろすために止まっていたタクシーに男の自転車が追突したということです。警察官が呼気を調べると、基準値のおよそ7倍のアルコールが検出されたということです。
男は取り調べに対し、「自宅で缶チューハイを4本ほど飲んだ。自転車の飲酒運転が厳罰化されたことは薄々知っていた」と容疑を認めているということです。
自転車の酒気帯び運転は先月施行された改正道路交通法で、新たに3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科されることになっています。
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都内で、自転車の酒気帯び運転容疑での逮捕は初めてです。