今年10月、東京のJR渋谷駅で「電車内で刃物を振り回してガソリンを撒いた人がいる」とうその通報をして業務を妨害したとして、34歳の男が警視庁に逮捕されました。
偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、東京・大田区の無職、浦島知希容疑者(34)です。
浦島容疑者は今年10月、JR渋谷駅の駅員を装って、渋谷警察署に電話をかけ、JR渋谷駅で「電車内で刃物を振り回してガソリンを撒いた人がいる」などとうその通報をして、警察の業務を妨害した疑いがもたれています。
警視庁によりますと、浦島容疑者は大田区内の公衆電話からおよそ8分間にわたり電話をかけ、警察官100人が事実確認や周辺の警戒にあたりましたが、事実は確認できなかったということです。
浦島容疑者は取り調べに対し、「イライラを発散させるため」「ここまで大きくなると思っていなくていたずらな気持ちで通報してしまった」と容疑を認め、渋谷署に電話をした理由については、「大きい警察署でたくさんのパトカーと警察官が動くから」と供述しているということです。
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