【箱根駅伝】シード権争いは4つどもえに 帝京大の小林大晟が日体大、東洋大、順大を猛追

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2025年01月03日 12:46  日刊スポーツ

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鶴見中継所でトップでタスキリレーする青学大の9区田中(左)と10区小河原(撮影・滝沢徹郎)

<第101回箱根駅伝>◇25年1月3日◇復路◇東京−箱根(5区間109・6キロ)



9区(23・1キロ、戸塚〜鶴見)で、駒大の村上響(2年=世羅)が、先を行く青学大の田中悠登(4年=敦賀気比)を懸命に追った。


タスキをもらった時点での差は1分56秒。権田坂のポイント(7・8キロ)では8秒縮めて1分48秒だった。


しかし、後半になって徐々に失速。逆に田中は粘りの走りを見せ、鶴見中継所でその差は2分21秒に広がった。


国学院大は当日変更で起用された上原琉翔(3年=北山)が快走を見せ、10キロ手前で前を行く早大の石塚陽士(4年=早実)をとらえた。いったんは3位に浮上したが、中継所まで約1キロの地点で足がとまり、早大に再び抜かれた。


シード権争いはますます熾烈(しれつ)に。順大、日体大、東洋大が8〜10位争いを繰り広げていたが、帝京大の小林大晟(4年=鎮西学院)が猛追。13キロすぎに前の3チームに追いつき、4チームによるデッドヒートが繰り広げられた。


終盤に日体大が遅れ、10位順大に26秒差の12位に。東京国際大が順大に22秒差の11位、63年ぶりにシード権獲得を目指す立大は、順大に1分30秒遅れての13位で、最終10区に入った。

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