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大阪府貝塚市の岸壁で顔や両足に布テープが巻かれた男性の遺体が見つかった事件で、大阪府警は6日、男性に対する監禁容疑などで逮捕・起訴された、自営業の中村僚希(ともき)被告(27)=大阪市中央区=ら3人を死体遺棄の疑いで再逮捕した。府警は3人が男性の死亡した経緯を知っているとみて調べる。
ほかの2人は会社員の森本飛翔(つばさ)(22)=大阪市平野区=と、飲食店店長の川口陽大(ひなた)(21)=大阪府枚方市=両被告。
再逮捕容疑は共謀して2024年10月27日ごろ、顔や両足に布テープを巻き付けた飲食店アルバイトの男性(当時26歳)=大阪市西区=の遺体を大阪府内かその周辺の海に遺棄したとしている。男性の両足は複数の結束バンドでも拘束されていた。府警は3人の認否を明らかにしていない。
府警捜査1課によると、男性は中村容疑者と飲食店を共同経営し、この店の店長に就く予定だったという。府警は2人の間に何らかのトラブルがあったとみている。
男性の遺体は貝塚市の岸壁で11月9日に見つかった。死因は縛られたことによるショック死とみられる。中村容疑者らは大阪市中央区の路上で10月26日に男性を連れ去ったとして、監禁と生命身体加害目的略取の疑いで11〜12月に逮捕・起訴されていた。【林みづき、斉藤朋恵】
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