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バスケットボール女子の日本代表PG宮崎早織(29=ENEOSサンフラワーズ)が結婚したことを発表した。13日、自身のSNSで明かした。
関係者によると、お相手はかねてテレビ番組などでも交際を明らかにしていた一般男性。交際期間は4〜5年になるとみられ、1月上旬に婚姻届を提出したという。
宮崎は夫との2ショット写真を掲載し「いつも応援してくださる皆さま 支えてくださっている関係者の皆さま いつも温かいご声援をありがとうございます。私事ながら、入籍いたしましたことをご報告いたします」と報告した。
続けて「このたび結婚を機に、バスケットボール選手として競技に臨む姿勢を新たにする良い機会となりました。勝利へのこれまでと変わらぬ強い意志を持ちつつ、女性アスリートの一人として、自分自身の人生、そして家庭を持ちながらも選手として輝き続けて行きたいと思っています。そして、私の決断が全ての女性アスリートにとって一つの選択になれたら幸せです。引き続き、サンフラワーズの一員として、情熱を持ってバスケットボールに励みますので変わらぬ温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします」とつづった。
宮崎は昨夏のパリ五輪(オリンピック)で全3試合に先発。銀メダルに輝いた21年東京大会から2大会連続の五輪で中心選手として活躍した。所属11シーズン目となるENEOSでも主将として若いチームをけん引。現在は10月に開幕したシーズンを戦っている。
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昨年に応じた取材では結婚について「いい人いたらいいなと思いますけどね。全然ないですね。自分がこんな感じなので恋愛対象にならないと思います」と語ったこともあったが、しっかりと愛を育み、ゴールインした。
28年ロサンゼルス大会へ3大会連続の五輪出場も見据えており「(パリ五輪では)メダルは取れませんでしたが、通用した部分はたくさんあったと思います。やっていてすごく楽しかったですし、本当に3年間、頑張ってきて良かったなと思います。悪かった部分としては、自分だけの活躍ではまだまだ勝てない。私だけじゃなくて、周りの選手たちを巻き込んで、勝つためにもっともっとできることはあったんじゃないかなと思います」。伴侶の支えも受けて夢の続きを追う。
宮崎はSNSで公表した後の夕方、都内で初著書「あしたも笑顔で」の出版記念トークショーを行い「これから名字は榎本になります」と明かした。関係者によると、ENEOS野球部に在籍していた元投手の榎本和輝さんで、宮崎と同じ1995年(平7)生まれの29歳。京都翔英高時代に、春のセンバツ甲子園に出場している。
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