軽井沢のスキーバス事故から9年　バス運行会社の社長が現場で慰霊

長野県軽井沢町で大学生など15人が死亡したスキーツアーのバス事故から9年となり、事故を起こしたバスの運行会社の社長がけさ、現場で犠牲者を悼みました。

事故は2016年1月15日の午前2時前、軽井沢町の国道でスキーツアーの大型バスがカーブを曲がりきれずに崖下に転落。大学生など15人が死亡し、26人が重軽傷を負いました。

現場には午前5時ごろ、事故を起こしたバス運行会社の社長などが訪れ、慰霊碑に手を合わせました。

事故のバス運行会社　高橋美作 社長
「時間の経過とともに、申し訳ないという気持ちが増している」

事故をめぐっては、おととし、長野地裁が業務上過失致死傷の罪に問われたバス運行会社の社長など2人に実刑判決を言い渡し、2人は控訴しています。