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かつて「ビッグモーター」の屋号で展開していた自動車中古チェーンのWECARS(ウィーカーズ)は、同社の元従業員から客のデータが外部に流出した可能性があるとして謝罪しました。
【画像】ビッグモーターから生まれ変わった「WECARS」の店舗
●152人の客の個人データが流出か
発表によると、同社の元従業員1人が、私用携帯を社用携帯と不用意に同期し、特定のURLにアクセスした結果、社用携帯に保存されていた152人の客の個人データ(氏名および電話番号)が外部に流出した可能性があることが判明したといいます。
問題を受け、同社は個人情報保護委員会に報告するとともに、警察にも相談。該当者には書面またはメールで連絡するとしています。発表時点で二次的被害は確認されていないとしつつ、不審な電話やショートメッセージが届くような事象が発生した場合、応答や開封には注意してほしいとしています。
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同社は「関係者の皆さまには多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。今後は「本件の原因分析および外部専門家の助言も受けて情報管理の強化等を含む再発防止に努めてまいります」としています。
旧ビッグモーターをめぐっては、2023年に事故車の修理にともなう保険金の水増し請求や、街路樹の無断伐採など数々の不祥事が問題に。当時、創業者だった兼重宏行代表取締役社長らが辞任し、2024年5月からは事業を引き継いだ新会社のもとで「WECARS」として再出発していました。
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