埼玉県八潮市の道路陥没事故は発生から7日目となりましたが、穴の中でわき続ける水が救助活動を阻んでいます。現場から中継です。
現在は、穴の周辺のがれきを撤去する作業が行われていますが、穴の中での重機や救助隊員による救助活動は中断しています。
先月28日に発生した陥没で転落したトラックの男性運転手(74)は、穴の下に埋まっている破損した下水道管の中に落ちてしまっている可能性が指摘されています。
消防などは穴に続くスロープを設置し、重機を穴の中に入れたいとしていますが、スロープは完成したものの、穴の中では水がわき続けていて、崩落の危険性があることから重機は入れられていません。
この水について県などは、下水道管に何らかの障害物がつまり、逆流している可能性があるとして、現在、調査を進めています。
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未明からは水が溜まっていない場所にスロープをのばす作業が進められていますが、本格的な救助活動の再開の見通しは立っていません。