米、鉄鋼・アルミに25%関税=10日発表、日本も対象か―トランプ氏

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2025年02月10日 07:02  時事通信社

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時事通信社

トランプ米大統領=7日、ワシントン
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は9日、米国に輸入されるすべての鉄鋼とアルミニウムに25%の関税を課す考えを表明した。10日に正式発表する。トランプ氏は第1次政権時に鉄鋼とアルミに追加関税を発動し、大枠は維持されている。日本は鉄鋼製品で一部免除する措置が適用されているが、再び賦課の対象になる可能性が高い。

 移動中の飛行機内で記者団に語った。実施時期には触れなかった。

 トランプ氏はまた、高関税の国には米国も同率の関税を課す「相互関税」も今週発表すると説明。「ほとんど即時に発効する」と話した。

 第1次政権時の2018年、米国は安全保障上の脅威を理由に、輸入される鉄鋼に25%、アルミに10%の追加関税を課した。その後、貿易協定を締結したカナダとメキシコには適用を免除。バイデン前政権は欧州連合(EU)に一部製品への免除枠を設定、日本にも鉄鋼製品に一定量の免除枠が設けられた。 

このニュースに関するつぶやき

  • アメリカでは自動車の高性能化に必要不可欠な高張力鋼板を作れない。このため、日本への影響は少ないだろう。
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