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柔道女子48キロ級でパリオリンピック(五輪)金メダリストの角田夏実(32=SBC湘南美容クリニック)が、今後の去就について熟考の構えを示した。
18日、金メダルを獲得したグランドスラム(GS)バクー大会から羽田空港へ帰国。日本柔道史上最年長となる31歳11カ月で頂点に立った五輪以来約7カ月ぶりの復帰戦について、「とりあえず勝てた安心感がある」と安堵(あんど)の表情で振り返った。
パリ後は両肩の痛みで3〜4カ月をリハビリ期間に充て、本格的な練習を再開したのは、昨年12月だった。今大会は「出ることも結構、悩んだ」という中での実戦復帰だったが「自分と向き合うために1度試合をしっかり踏みたかった」。復帰戦を優勝で飾り「柔道を楽しみたい」と揺れ動く気持ちはあるが、今後については「落ち着いてから冷静に考えたい」と話すにとどめた。
直近では全日本選抜体重別選手権(4月5、6日、福岡国際センター)、体重無差別で行われる皇后杯全日本女子選手権(4月20日、横浜武道館)への出場を検討中。「出たいと思っているけど期間とか減量とか、まだ全然調整できていない。とりあえず監督、コーチと相談したい」とした。【勝部晃多】
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