元職員、無罪を主張=老人ホーム入所者殺害―長野地裁支部
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2025年03月03日 11:01 時事通信社
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長野県塩尻市の老人ホームで2022年、入所者の女性が薬物を飲まされ死亡した事件で、殺人や傷害罪などに問われた元職員望月大輔被告(42)の裁判員裁判の初公判が3日、長野地裁松本支部(永井健一裁判長)であり、同被告は無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で、死亡した女性は高齢で、服用の必要がないにもかかわらず望月被告は薬物を飲ませていたと主張した。
弁護側は冒頭陳述で、被告は事件当時、心神喪失状態だったと主張。殺意もなく、死因も薬物中毒か疑問があるとした。
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