画像提供:マイナビニュース米Appleは今週、製品名に「Air」を含む製品の発表を行う。3月3日、ティム・クックCEOがXへの投稿を通じて予告した。
クック氏はXに「This week(今週)」というテキストメッセージとともに、「There's something in the air(airに何かがある)」というフレーズが動く短いビデオを投稿した。
This week. pic.twitter.com/uXqQaGNkSk— Tim Cook (@tim_cook) March 3, 2025
アップルの現行ラインナップで「Air」を冠するのは「iPad Air」と「MacBook Air」である。いずれの製品にもアップデートの噂があるが、今回の発表については、昨年の同時期にM3チップ搭載モデルが発表された「MacBook Air」のM4搭載版が有力視されている。昨年12月にmacOS 15.2がリリースされた際に、新型MacBook Air向けとみられる開発中のソフトウェアファイルが含まれていたことから、M4搭載モデルの登場が近いと予想されていた。
M4搭載のMacBook Airが実現すれば、パフォーマンスと電力効率の向上が見込まれ、外部ディスプレイのサポートも強化される可能性がある。また、M4搭載のiMacやMacBook Proに採用されている12メガピクセルのセンターフレーム(Center Stage)対応カメラが搭載される可能性もある。センターフレームは、機械学習を活用して、ビデオ通話中にユーザーが動いても画面の中心に収める機能である。
一方、最近iPad Airの小売在庫が減り続けていることから、新型iPad Airの同時発表の可能性も予想されている。iPad Airの搭載チップはM2であり、M3かM4へのアップグレードが期待される。
ただし、iPadに関してはiPad Air以上に、エントリーモデルの「iPad」のアップデートが待望されている。Appleは昨年から製品ラインナップのApple Intelligence対応を進めている。iPad Airはすでに第5世代以降でApple Intelligenceを利用できるが、iPadは非対応である。そのため、次期モデルでは仕様と性能が大幅に向上する可能性が高い。iPadのリフレッシュも近いとみられ、登場時期についてさまざまな予測が飛び交っている。(Yoichi Yamashita)