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長女(1)に暴行を加えてやけどなどのけがをさせたとして、奈良県警奈良署は13日、奈良市のアルバイト従業員の母親(25)を傷害の疑いで逮捕した。長女のけがは軽いが、奈良市子どもセンターが以前にも女児のけがを確認していたことなどから、同署は日常的な虐待があったとみて調べる。
逮捕容疑は自宅かその他の場所で2024年9月4日ごろ、長女に額が赤くなるけがをさせ、さらに25年1月13〜14日ごろ、長女の右くるぶしにたばこの火のようなものを押しつけてやけどさせたとしている。
奈良署によると、母親は額のけがについて「保育園に行く前に大泣きして言うことを聞かなかったので1回でこぴんした」と容疑を認めているが、やけどについては「やっておらず、心当たりの理由はない」と否認しているという。
奈良署などによると、1月17日に「右足にやけどをした女児がいる」との通報が第三者から奈良市子どもセンターへ寄せられ、同日中に女児を保護したという。女児が要支援児童だった上、けがの原因が分からなかったため、センターが20日に奈良署に通報した。【木谷郁佳】
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