限定公開( 23 )
カンロは、同社の直営店「ヒトツブカンロ」で配布する「デジタル整理券」のルールに、「転売の禁止」を明示したと発表しました。
●「幻のお菓子」不正転売やまず
「ヒトツブカンロ」は、通常の小売店では販売されない、高価格帯のラインアップが中心の直営店。現在は東京駅や原宿に出店し、オンラインストアも展開しています。
同店で販売している、パリッとした食感のグミ「グミッツェル」は、連日入手が困難な「幻のお菓子」として知られ、メルカリなどのフリマサービスでの高額転売も問題となってきました。なお、実店舗で「グミッツェル」を購入する際には「デジタル整理券」が必要となっています。
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同社は26日の発表で「グミッツェルをはじめとするヒトツブカンロ商品につきまして、インターネットのフリーマーケットサイト(フリマサイト)やオークションサイトなどにおける高額転売の事実とともにオンラインショップでの過剰な大量購入や複数回のご注文、同一住所への大量発送依頼など、転売を目的とすると疑われる事実が確認されております」と説明。
こうした「非正規取扱店」で販売された商品は品質の保証ができないとして、様々な対策や注意喚起を行ってきたものの、状況の収束が見えないとして、デジタル整理券発行サービスの利用規約上のルールに「転売の禁止」を明記するとしました。
同社は、今後ヒトツブカンロ商品を転売目的で仕入れる行為またはそれに類すると認められる行為は「一切禁止」の取り扱いとし、その違反防止を徹底していくとしています。
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