『北斗の拳』原哲夫氏、万博ステージで観客どよめく事態　ケンシロウ×ミャクミャクさらっと描く

　『北斗の拳』などの漫画家・原哲夫氏（63）が27日、大阪・関西万博（大阪・夢洲）のイベント『株式会社エントリー presents Japan Expo Paris in Osaka 2025』に登場した。

【写真】「ヤバ…」原哲夫氏が『北斗の拳』×ミャクミャクを描く→完成

　フランスで25年にわたり日本文化を発信し続け、世界最高峰のジャパンフェスティバルの一つと称されるパリの「Japan Expo」（事務局：SEFA EVENT）を逆輸入。今回、万博を舞台に日本初開催となり、26日・27日の2日間、EXPOアリーナ「Matsuri」やEXPOメッセ「WASSE」に、アニメ、マンガ、ゲーム、アイドル、VTuberから伝統文化まで多彩な日本コンテンツが集結し、ファンが駆けつけた。

　原氏は、屋外のEXPOアリーナのステージで、グラフィック・アーティストのマサヤ・イチ氏（ANIMAREAL）、SEFA EVENTのジャン＝フランソワ・デュフール氏と「Japan Expo」をめぐってトーク。過去のパリでの思い出をユーモアを交えて語った。

　30分ほどの出番だったが、最後にサプライズ。直筆サインを頼まれると、黙々とペンを動かした。そのペン先を大型ビジョンがとらえると、イラストの輪郭が浮かび上がり、場内から「ヤバ…」とどよめき。

　原氏がさらっと描いたのは、なんと『北斗の拳』ケンシロウとミャクミャクのコラボ。まさにこの日だけの“神サービス”となり、観客から大きな拍手。原氏は「万博とコラボができてよかった」と笑顔を見せていた。