実写映画『リロ&スティッチ』(6月6日公開)日本版キャスト(C)2025 Disney Enterprises ディズニーのアニメーション映画を実写化した『リロ&スティッチ』(6月6日公開)の日本版キャストが追加発表された。
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本作は、地球に不時着した暴れん坊のエイリアン・スティッチと、いつもひとりぼっちの少女・リロの“奇跡”の出会いを描いたハートフル・ファンタジー。
少女リロと姉のナニは両親を亡くし2人きりで生活することになるが、ひとりでリロを育てようと奮闘するも若すぎるナニは失敗ばかり…。離れ離れになってしまいそうな姉妹の前に突然現れたのは、家族の愛を知らない暴れん坊のエイリアン、
スティッチだった。予測不可能な彼の行動は平和な島に大混乱を巻き起こすが、その奇跡の出会いはやがて、希望を失いかけた姉妹を変えていく――。
日本版では、スティッチ役に山寺宏一、リロ役は永尾柚乃。リロを親代わりに育てる姉・ナニ役はME:IのMOMONA、リロとナニの姉妹を見守る青年デイヴィッド役はTravis Japanの中村海人が演じる。
新たに発表された日本版キャストは、お笑いコンビ・シソンヌの長谷川忍、俳優の渡辺えり、声優の手塚秀彰、五十嵐麗、深見梨加らがリロとナニ、スティッチを取り巻く主要キャラクターの声を担当する。
長谷川は、スティッチを捕らえるため地球に派遣された銀河連邦のエイリアンで、“試作品626号(後のスティッチ)”の発明者・ジャンバ博士役に大抜てき。「お話をいただいたのが4月前だったので、エイプリルフールの前倒しなのか?はたまた俺が知らないだけで旧暦では成立しているのか?と疑ってしまいましたが、本当にうれしくて1週間はニヤニヤしてしまいました」とコメント。
「ジャンバは博士でありスティッチの産みの親です。とにかくプライドが高く自分の研究以外に興味が全くありません。なので他者の気持ちも理解できずリロとスティッチの関係性も科学的な角度からしか理解しようとしません。アニメーションよりも冷酷さを意識しました。アニメーションより生々しさが実写ならではだと思ったので、ポップさよりリアリティ重視でやりました」と話している。
渡辺が演じるのは、本作からの新たなキャラクターで、リロとナニを幼少期から見てきたご近所さんで、姉妹のことを心配している女性・トゥトゥ。「子どもの頃から大好きなディズニー映画の吹き替えが出来て本当にうれしいです。トゥトゥは血のつながりがなくても相手を尊重し、愛する関係であれば家族になれるということを伝える大事な登場人物」と物語のカギを握る重要なキャラクターであると明かしている。
リロとナニを担当する社会福祉士として潜入捜査中のCIA エージェントコブラ・バブルス役には、英語版でバブルスを演じている俳優コートニー・B・ヴァンスの声を『ターミネーター:新起動』などの複数作品で担当してきた手塚が担当。「私が演じたコブラ・バブルスは、リロとナニを引き離そうとする強面な人物だけど、実は二人を心配し優しく見守る福祉局員、そのギャップが魅力的だと思います」と、キャラクターの魅力を語った。
トゥトゥとおなじく新たなキャラクターとして登場し、幼いリロを一人で育てるナニに寄り添い姉妹の手助けをする社会福祉局の職員・ケコア役を五十嵐が担当。五十嵐は、「スティッチはヤバいけど純粋でかわいくて、リロがひたすら愛おしく、そのリロを思う姉・ナニの心に胸を打たれました。ケコアはそんな二人を母のように優しい視線で見守る役です」と、役どころを語った。
アンジェリーナ・ジョリーやジュリア・ロバーツなど数多くのハリウッド俳優の吹替を担当してきた深見は、本作で宇宙の平和を守る銀河連邦のリーダーのエイリアン・議長役を務める。「大好きなディズニーアニメーション作品が実写版になることもビックリですが、参加させていただけることになって二度ビックリ!私の役どころは人間ではありませんが、だからこそ、奥底に人間味を感じながら演じました。皆様の心に響く作品の、1ピースになれたら幸いです」とコメントを寄せている。