限定公開( 28 )
スターバックス コーヒー ジャパンは、全国店舗、オンラインストアで提供、販売している「ディカフェコーヒー(カフェインレスコーヒー)」について、カフェイン除去率を誤って表記していたとして謝罪しました。
同商品はこれまで同社の公式サイト、店頭POP等で「カフェイン除去率99%以上」と表示していたものの、実際の除去率は94〜97%程度と推定されることが判明。誤りが生じた理由は、主に英語表現の誤訳だとしています。
2017年、同社は英語表現「99.9% Caffeine free」を「コーヒー豆に元々含まれるカフェインの除去率として99.9%取り除いたこと」と解釈していたものの、正しくは「コーヒー豆に残留するカフェインの含有率が0.1%未満であること」つまり「99.9%はカフェイン以外の成分で構成されていること」を示していたと説明。ここで言う「除去率」はコーヒー豆に元々含まれるカフェイン全量から取り除かれた割合、「含有率」は除去後のコーヒー豆の重量全体に対して含まれているカフェインの割合です。
ディカフェコーヒーは日本の公正競争規約が定める基準のカフェイン90%以上除去を満たしているとしつつ、正確ではない情報を伝えたことに「深くお詫び申し上げます」と謝罪。今後は「カフェイン90%以上除去」と表示するとともに、情報の正確性を確認するための社内審査プロセスを強化するとしています。
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