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津波警報の影響で相次いだ鉄道の運転見合わせで、首都圏では深夜まで帰宅できない通勤客が続出した。交流サイト(SNS)では「家に帰れない」などと不安の声が上がった。
深夜まで運転見合わせが続いたJR東海道線の利用者とみられる人はX(ツイッター)で「鎌倉エリアは大混乱です。バスも電車も動かず、車道も車でいっぱい。タクシーも長蛇を超えた列」と投稿した。
別のアカウントからは「今日バスで家に帰る予定だったんですが、運休のニュースが多いのと津波警報も解除されるめどが立ってないぽいので帰れないかも。最悪の場合ネットカフェでどうにかします」
災害時に交通機関が使えなくなるなどの影響で帰宅が困難になった場合、どうすればいいのか。
東京都や神奈川、千葉、埼玉県の9都県市では、災害時に徒歩で帰宅する人を支援するため、コンビニエンスストアやファミリーレストラン、ガソリンスタンドなどで水道水やトイレ、一時的に休憩する場所を提供している。
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対象店舗は主に幹線道路上に位置しており「災害時帰宅支援ステーション」と書かれた黄色や青色のステッカーを貼った店舗が目印。東京都内の対象店舗は都のウェブサイト「東京都防災マップ」から検索できる。
また、東京都千代田区は30日、帰宅が困難になった人たちに向け、ホテルのロビーや厚生労働省の庁舎など一部の施設を開放した。【洪玟香】
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