10月2日は「とんこつラーメンの日(豚骨ラーメンの日)」! “白濁スープ” は偶然の失敗から生まれた!?【今日は何の日?】

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2025年10月02日 14:10  TOKYO FM +

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10月2日は「とんこつラーメンの日(豚骨ラーメンの日)」! “白濁スープ” は偶然の失敗から生まれた!?【今日は何の日?】
ラジオ発のエンタメニュース&コラム「TOKYO FM+」がお届けする雑学コラム「今日は何の日?」。今回は、10月2日の記念日「とんこつラーメンの日(豚骨ラーメンの日)」を紹介します。



◆10月2日は「とんこつラーメンの日」!
本日10月2日は、九州が誇るソウルフード「とんこつラーメンの日」です。
日付は、「とん(10)こつ(2)」という覚えやすい語呂合わせに由来します。

この記念日は、とんこつラーメン発祥の地とされる福岡県久留米市の「久留米ラーメン会」が制定。その目的は、郷土の魅力発信と、地元で本場の味を楽しんでもらうこと、そして、とんこつ文化の魅力を広く伝えることです。

◆白濁スープは“偶然の失敗”から誕生!?
とんこつラーメンのルーツは、1937年(昭和12年)に久留米で創業した屋台「南京千両」にさかのぼります。当初のスープは、透明に近い「清湯(ちんたん)スープ」でした。

現在のクリーミーな白濁スープは、その後、開業した屋台「三九」の店主が、豚骨スープを仕込む際に火加減を誤って長時間煮込みすぎたことで、骨髄のコラーゲンが乳化して白く濁ったのが始まりとされています。

この偶然の産物が大好評を博し、後に九州全域へと広がり、現在のとんこつラーメンの主流となったと言われています。

◆地域に根差した多様な進化
とんこつラーメンは、濃厚でまろやかな久留米の本格派スープをルーツとしながらも、さまざまな地域で独自の進化を遂げました。

特に有名なのが、短時間で食べられるように考案された極細ストレート麺や、麺だけをおかわりする「替え玉」文化を持つ博多ラーメンです。博多の細麺のスピード感、長浜のあっさり系など、とんこつラーメンは地域ごとに個性豊かな進化を遂げてきました。

これらのとんこつラーメンは、今や日本国内だけでなく、アジアや欧米をはじめとする海外でも高い人気を誇っています。

◆今日は「とんこつラーメン」で決まり!?
秋が深まり、温かい一杯が恋しくなる季節。今日はぜひ、お近くのラーメン店を訪れ、熱々のとんこつラーメンを味わい、その奥深い歴史や地域の食文化に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。また、食べた一杯を「#とんこつラーメンの日」とSNSに投稿すれば、ラーメン好き同士で盛り上がれるかもしれません。
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