元交際相手の女に懲役17年=多摩川男性遺体―横浜地裁

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2025年10月03日 11:32  時事通信社

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時事通信社

横浜地裁=横浜市中区
 川崎市の多摩川で2023年12月、スーツケースから男性の遺体が発見された事件で、殺人などの罪に問われた元交際相手の無職西高舞被告(33)の裁判員裁判の判決が3日、横浜地裁であった。佐藤卓生裁判長は共犯者の中でも「主導的な立場だった」と述べ、懲役17年(求刑19年)を言い渡した。

 弁護側は公判で、母親の美保被告(53)=殺人罪などで起訴=が首謀者で、舞被告は元交際相手の原唯之さん=当時(46)=の殺害を拒否できなかったと主張していた。これに対し佐藤裁判長は、舞被告の生育環境から母親の影響は大きかったものの、2人の間に「主従関係はうかがえない」として、「最終的には自分の意思で殺害を選んだ」と指摘。犯行計画についても「巧妙とは言えないが確実性の高い悪質なもの」と非難した。

 判決によると、舞被告は家族と共謀し、23年12月15〜16日、東京都大田区のアパートで、原さんに睡眠薬入りの飲料を飲ませて眠らせ、首を絞めて殺害。遺体をスーツケースに入れて多摩川河川敷に遺棄した。 

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  • 出所後にまた、何らかの被害者が出る。思うに彼女らは「生まれつき」だ。
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