スノーピーク、佐賀に“泊まれる公園” 弥生時代をモチーフにした宿泊施設

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2025年10月21日 12:31  ITmedia ビジネスオンライン

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スノーピークが宿泊施設などを展開

 アウトドア製品を製造販売するスノーピーク(新潟県三条市)は、体験型複合施設「スノーピーク グラウンズ吉野ヶ里」を2026年3月に開業する。


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 同施設の開業場所は、佐賀県東部の吉野ヶ里町と神埼市にまたがる吉野ヶ里歴史公園。入場無料の複合施設エリア、弥生時代の建物をイメージした宿泊施設、九州最大級の160サイトのキャンプ場を展開する。


●複合施設、宿泊施設、キャンプ場を展開


 複合施設内には、佐賀の地域特色を取り入れた限定商品を扱うスノーピーク直営店のほか、地元ブランド鶏「みつせ鶏」を使ったレストラン「みつせ鶏本舗」、スターバックスコーヒーが佐賀県初の公園店舗として出店。各店舗からは弥生時代の復元建物を望め、地域の人々や観光客が散策の合間に立ち寄り、ゆったりと過ごせる憩いの場を提供する。


 施設内には、「歴史」「地域」「野遊び」をテーマにした交流ラウンジを設け、吉野ヶ里や佐賀の自然・文化・食など、多様な体験を紹介。周辺の東妙寺、九年庵、脊振山系の温泉、体験型アスレチックなどの地域資源と連携し、人と人がつながる交流拠点を目指す。


 宿泊施設とキャンプ場は2026年4月に開業予定。宿泊施設は、物見櫓(やぐら)をモチーフにしたコテージ(定員4〜7名、3棟)と竪穴住居をモチーフにしたキャビン(定員4名、6棟)の2種類を展開する。


 キャンプ場(160サイト)は、複合施設に隣接する新西口エリアと、北口エリアの2カ所に設置。ソロからファミリー、グループでのキャンプまで幅広く利用できるように設計した。


 アウトドア初心者も気軽に楽しめる「手ぶらCAMPプラン」や日帰りプランも用意。佐賀の地元食材を生かしたバーベキューなどの提供も予定している。


 スノーピークは「本拠点の開業を機に、吉野ヶ里歴史公園の魅力を最大限に生かしながら、訪れる一人ひとりが発見・交流・非日常を楽しめる体験を提供する。また、佐賀・吉野ヶ里エリア全体の価値を国内外へ広く発信し、地域が持つ魅力や体験価値の向上に寄与していく」とコメントした。



このニュースに関するつぶやき

  • スノーピークが新たな公園・・・ 名前を「ツインピークス」とかにしなきゃいいけど (;・ω・)
    • イイネ!2
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