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29日午前7時45分ごろ、福岡県中間市土手ノ内2の筑豊電気鉄道・希望が丘高校駅前で「男児が電車の下敷きになっている」と110番があった。折尾署などによると、筑豊電気鉄道の筑豊直方発黒崎駅前行きの列車(2両編成)が、通学中だった中間市の小学3年生の男児(8)と衝突し、男児が列車の車輪間に下敷きとなった。男児は頭を打つなどしたが、軽傷だった。
折尾署などによると、現場は上下線のホームの端をつなぐ遮断機のない構内通路で、列車は減速しながらホームに進入。運転士が男児に気がついてブレーキをかけたが間に合わなかったという。男児は登校するために通路を利用していたとみられ、母親に「線路を渡っていて列車に気がついて戻ろうとしたが、間に合わずに接触した」と話しているという。
事故により、計21本が約1時間、運行を見合わせ、約1500人に影響が出た。【井土映美、山下智恵】
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