高畑充希、大きなお腹を抱えてイベント登壇 映画界で女性が活躍する一助になることを誓う「『我慢しなきゃ』と思わずに『こういう提案どうですか?』と」

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2025年11月02日 17:24  オリコンニュース

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ケリング『ウーマン・イン・モーション』トークイベントに参加した(左から)是枝裕和監督、高畑充希 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の高畑充希(33)が2日、都内で開催中の『東京国際映画祭』公式プログラムのTIFFスペシャルトークセッション ケリング『ウーマン・イン・モーション』のトークセッションに参加した。

【写真】真剣な顔でトークセッションを行った中島健人や高畑充希

 夫の岡田将生(36)との間に第1子を妊娠中。冬ごろの出産を予定している。この日も大きなお腹を抱え、イベントに登壇した。「こういう場で自分の話をするような経験がなかなかないので、ちょっと昨夜はなかなか寝付けなかったんですけど、皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせるとうれしいと思います。よろしくお願いします」とあいさつ。MCから昨年に結婚し、公私共に充実した時間を過ごしてることを話題にされると高畑は「今ちょっとこの妊婦状態で登壇させていただいてるんですけど、正直、今まで女性だから働きにくいなと現場で感じたことは私自身そんなになかったんです。これからきっと自分は妊娠したり、子育ての先にいろんな課題が立ちだかる。やっぱり女性しか子供が産めなかったりとか、そういうことも踏まえて、いろいろ自分自身で試行錯誤したり、ぶち当たったりしていかなきゃいけない問題が特に仕事場において出てくるんだろうなと思う。自分にとって、ちょうどいいきっかけのタイミングでこういう場に呼んででいただけて、とてもうれしく思います」と心境を明かした。

 イベントでは、女性が働きやすい環境についてトーク。高畑は「私は客観的に物事を作っていく立場ではない。これから自分自身が当事者として、女性として、転換期を迎えていく中で、当事者だからこそ思う本当に細かいことでも『もうちょっとこうであったらいいな』とか、『ちょっとここがケアされるともっと働きやすいな』いうことが経験していく中できっと出ていくのかなって今お話を伺いながら思った。それを『我慢しなきゃ』と思わずに『こういう提案どうですか?』と口に出していきながら、よりこれから子供を産んでいったり、子育てをしていく女性たちが働きやすい環境ができていく、その一つの辺になれたらいいなと思いました」と誓っていた。

 文化・芸術の世界で活躍する女性に光を当てる『ウーマン・イン・モーション』は、グッチ、サンローランなどのブランドを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループのケリングが、オフィシャルパートナーを務める『カンヌ国際映画祭』で2015年に立ち上げた取り組みで、今年、創設10周年を迎える。

 東京国際映画祭公式プログラムとしては5回目の開催となる今年のトークには、俳優の高畑充希、俳優・アーティストの中島健人、キャスティング・ディレクターのデブラ・ゼイン氏、プロデューサーの福間美由紀氏が登壇。トークに先立ち、伝説的なキャスティング・ディレクターであるマリオン・ドハティ氏のキャリアを通じて、その職務の重要性と歴史的背景を紹介する映画『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』(2012)の特別上映と、映画監督の是枝裕和氏によるオープニング・スピーチが行われた。

 TIFFは世界から監督や俳優、映画関係者などが集まるアジア最大級の国際映画祭。27日から11月5日まで開催され、上映・出品作品数は184本となる。

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