
けさ、東京・三鷹市の京王井の頭線の沿線で火災があり、線路の枕木などが燃えました。井の頭線は今も一部の区間で運転を見合わせていて、再開の見通しは立っていません。
オレンジ色の炎が激しく広がり、真っ黒な煙が立ちのぼっています。現場は、線路のすぐ近くで、列車が立ち往生しています。
きょう午前7時50分ごろ、三鷹市井の頭で「工事現場が燃えている」と119番通報がありました。
警視庁などによりますと、火はおよそ1時間後にほぼ消し止められましたが、工事現場の発電機が燃えたほか、井の頭線の線路の枕木に燃え移りました。
この火災によるけが人はおらず、井の頭線の乗客も緊急停止した列車から避難して無事でした。
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工事現場では午前4時ごろまで橋の塗装作業が行われていましたが、火災の発生当時は誰も人がいなかったということです。警視庁と東京消防庁は、出火原因を調べています。
井の頭線は現在、吉祥寺と富士見ヶ丘の間の上下線で運転を見合わせていて、急行の運転はすべて取り止めています。京王電鉄によりますと、現在も安全点検が続いていて、運転再開の見通しは立っていないということです。

