
引き続き各地にクマが出没しています。新潟ではクマに襲われた手負いのハンターが、自らクマを駆除しました。けがをしたハンターが取材に応じました。
【写真を見る】「どうにも退治せねば」突如クマに襲われた80歳男性が銃で反撃 傷を負いながらも体長150センチのクマを駆除 妻は「心臓がバクバク」
記者
「男性がけがをしたとみられる新発田市の現場です。ここには生々しい血痕が残っています」
きょう午前7時すぎ、新潟県新発田市で「熊のフンや柿の木をひっかいたような跡がある」と警察に通報がありました。
これを受け、猟友会や市の職員が車でクマを探していたところ、猟友会の男性がクマを発見。先回りして待ち構えるため車を降りたところ、突如クマが現れ、襲われたということです。
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襲われた猟友会の男性(80)
「車から降りたとき、銃持っていたけど弾も入っていないし、撃てる体勢ではないわけ」
遭遇したクマの様子については…
襲われた猟友会の男性
「興奮していた。クマはパニック状態。怖いとかはない。どうにも退治せねばねと、それだけ」
男性は傷を負いながらも銃に弾を込め、クマを駆除しました。
男性によりますと、クマは体長150センチほどの成獣とみられるということです。
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襲われた猟友会男性の妻
「心臓がバクバクして言葉も出なかった。命にあれ(別状)がなくてよかった」
深刻化するクマ被害を受け、警察庁は国家公安委員会規則を改正。あすから警察官がライフル銃を使用してクマを駆除することが可能になります。

