イチロー氏「ケン・グリフィーに笑われた」米野球殿堂入り英語で19分スピーチの舞台裏明かす

イチロー氏（52＝マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター）が27日、オリックスグループのインスタグラム「SMILE　ON」で、俳優のディーン・フジオカと相談ライブ「イチ問一答」を行った。

今年はアジア人で初めて米野球殿堂入り。ニューヨーク州クーパーズタウンでの式典では、英語で19分のスピーチを行った。好評だったが「英語なんだもん。練習したし。最後は覚悟を決めるしかない。会場の裏で直前まで練習していたら、ケン・グリフィーに笑われた」と苦労を披露した。

意外な劣等感も告白した。「僕はコンプレックスの塊。（自分の）顔面、大嫌いです。明日の朝起きたらディーンさんの顔になっていたい。無理だから、受け入れて生きていかなきゃしょうがない。元気だから緊張感を保てるけど、死んだ時はできない。ひつぎの窓から顔を見られるのは嫌。ひつぎの中はうつぶせにして」と“遺言”を残した。