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サザンオールスターズや福山雅治らが所属する大手芸能事務所アミューズは28日、公式Xで、同性同士によるいわゆる「同性婚」を認めていない現行法が違憲かを争う訴訟の控訴審判決で、東京高裁が一審を覆し「合憲」と判断したことについて、声明を公表した。
アミューズ法務部の公式Xでは「本日午前11時、東京高等裁判所(東京高裁)が、いわゆる同性婚を認めていない現行制度は『憲法に違反しない』との判決を出した、との報道がありました」と報告。「『東京第二次訴訟』第一審においては、2024年3月14日に、現行制度は『個人の尊厳と両性の本質的平等の要請に照らして合理的な理由があるとは認められず、憲法24条2項に違反する状態にあるというべきである。』との、いわゆる『違憲状態』判決と呼ばれる判断を東京地方裁判所がしていましたが、本日の東京高裁の判断は一転し、「合憲」との判決になったということです」と、一審が覆ったことも説明した。また、これまでの同様の訴訟で、札幌高裁(24年3月)、東京高裁の東京第一次訴訟(24年10月)、福岡高裁(24年12月)、名古屋高裁(25年3月)、大阪高裁(2025年3月)の5件では違憲とする判決が出たものの、今回の東京高裁が「合憲」判断としたことも伝えた。その上で「パートナーと結婚したくてもそれが自分の持つ個性、つまり自分の意思で選択したわけではない事柄により叶わないカップルと、国会の議論や同性婚訴訟の状況などを注視する姿勢の国との決着は、憲法の番人である最高裁判所の統一判断が出るまで持ち越されます」と今後についても記載した。
アミューズ法務部はその上で「当社が考えるサステナビリティは、時代・場所・性別・思想の違いを超えて『誰もが良く生きられる自由』を実現することです。そのために当社ができることは、自らの尊厳を懸けて自分が自分らしく生きようとする人々に心から敬意を表し、人の心を震わせ、波紋のように広がりながら未来を鮮やかに変えるエンターテインメントの力を信じ、エンターテインメントを通じて、人々の心に『彩り』を生み出せるよう全力を尽くすことです」と同社のスタンスを説明。「素晴らしいエンターテインメント作品をお届けできるよう、引き続き精進いたします」と結んだ。
同社が企画・制作する舞台情報を発信する「アミューズSTAGE」の公式Xも法務部の投稿を引用した上で、メッセージを記載。「『Kinky Boots』や『ここが海』をはじめとして、多様な生き方を描く作品を届けてきた私たちにとって、“だれもが自分らしく生きられる世の中の実現”は大切な願いです。これからもエンターテインメントの力を信じて、一人でも多くの方の心に響く作品づくりに邁進してまいります」と記された。
アミューズ法務部は昨年10月に東京高裁で、同性婚を認めていない現行法を「違憲」とした判断が出た際も、「各人が持って生まれた個性に誇りをもって生きていける社会の実現を願うばかりです。多様性をテーマとした作品等によって皆様の心に彩りをお届けできるよう、引き続き微力を尽くします」などとコメントしていた。
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