
ウズベキスタンで開催されたワシントン条約締約国会議でニホンウナギを含むウナギの国際取引を規制する案が正式に否決されました。
絶滅のおそれがある生物の国際取引を規制するワシントン条約の締約国会議では、EU=ヨーロッパ連合などがニホンウナギを含むすべてのウナギの国際取引を規制するよう提案していました。
先週行われた委員会では規制案への賛成は3分の2に届かず、否決されました。また、4日の全体会合でも、EUなどが異議を申し立てなかったため、再投票は行われず、正式に否決が決まった形です。
日本は国内で消費するウナギのおよそ7割を輸入に頼っていて、政府は「ニホンウナギには絶滅のおそれがない」などとして、提案に反対していました。
ただ、ウナギの最大消費国でもあり、資源管理のあり方は引き続き重い課題となります。
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