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<フィギュアスケート:全日本選手権>◇20日◇東京・代々木第一体育館◇ペアショートプログラム(SP)
愛称「りくりゅう」こと三浦璃来(23)木原龍一(33)組(木下グループ)が、演技直前に脱臼するアクシデントに見舞われた。
演技前の6分間練習で三浦が左肩を押さえるしぐさを見せ、場内へのあいさつでも左手を挙げることはできない様子だった。
三浦は22年7月のアイスショーで左肩を脱臼。24年3月にも同箇所を再び脱臼するなど、悩まされてきた。
SPでは演技をやり終えると、三浦は左肩を押さえながら涙を流した。84・91点で国際スケート連盟非公認ながらシーズンベストを出し、三浦は「今まで何回も6練(6分間練習)でけがしたりもしたけど、今回やっと気持ち的にも強く、最終的に挑めたと思います」。木原も「心臓が止まるかと思いました」と率直な思いを明かしつつ「2人ともグランプリファイナルで脱臼の経験があって、1年間やってきたから、自分たちは成長している」と経験を武器に滑りきった自分たちの演技にうなずいた。
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