
写真 クロスプラスが、2025年8月に事業停止・自己破産申請を行ったジェニィが運営していた子ども服ブランド「ジェニィ(JENNI)」の商標権およびEC・ライセンス等の関連事業を1月30日付で承継したと発表した。2026年秋冬シーズンにブランドを再始動する。
ジェニィは1986年に設立し、「キュート&スイート」をテーマに「女の子の“オシャレ心”を刺激するジュニア向けブランド」を展開。小学生女子からローティーンまでを主要ターゲットに、ウィメンズのトレンドを取り入れたハイカジュアルスタイルを提案してきた。ファッション雑誌「ニコ☆プチ」では毎号のように特集され、特に派生ブランド「ジェニィラブ(JENNI love)」は同誌読者による好きなブランドランキング1位を獲得するなど、ジュニアアパレル市場で高い支持を獲得した。同社は一時、全国に50店舗以上を出店し、2016年には売上高40億円を計上するなど人気ブランドとして成長したが、競争激化や卸先の減少、円安によるコスト増加が重なり、資金繰りが悪化。負債は約16億円に達し、2025年8月17日に事業停止・翌18日に自己破産申請に至った。
クロスプラスは、ジェニィおよび代表者が保有していた全ブランド商標を承継し、ブランド維持と事業継続のための準備を進める。EC事業では旧ジェニィ公式オンラインストアの運営を再編。ライセンス事業では国内ライセンシー6社との契約を引き継ぎ、自転車や水着、靴下、アパレル、服飾雑貨といった既存商品の展開を継続する。またクロスプラスはジェニィのスタッフを一部迎え入れ、商品企画・生産体制を再構築。ファンに向けたブランド価値の再生と市場拡大を目指すという。なお、ジェニィが運営していた実店舗は全て閉店済みで、店舗事業は承継対象外となる。
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