集英社コバルト文庫創刊50周年記念企画展『ときめくことばのちから展―少女小説家は死なない!―』開催決定 「青春を考えるヴィヴィッドな文庫」というキャッチフレーズで、1976年5月28日に創刊された「集英社コバルト文庫」が、今年で創刊50周年を迎える。これを記念した企画展『ときめくことばのちから展―少女小説家は死なない!─』が、4月29日〜5月10日の12日間、東京・西武渋谷店A館7階にて開催される。
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「集英社コバルト文庫」は、『小説ジュニア』『雑誌Cobalt』発の、若者向け文庫レーベル。80年代、氷室冴子氏、新井素子氏、唯川恵氏、久美沙織氏、田中雅美氏、正本ノン氏、藤本ひとみ氏ら女性作家たちの「私たちのための小説」「私たちが私たちのままでいられる小説」に少女たちは夢中になり、教室ではつねに「集英社コバルト文庫」が回し読みされていた。
90年代、前田珠子氏、桑原水菜氏、榎木洋子氏、若木未生氏らの描くファンタジー小説に少女たちは酔いしれ新刊を待ちわびた。その後も須賀しのぶ氏、真堂樹氏、響野夏菜氏、瀬川貴次氏、野梨原花南氏、藤原眞莉氏、今野緒雪氏、谷瑞恵氏、青木祐子氏、白川紺子氏らがきら星のごとくデビュー。胸たかなる物語を次々と世に放ち、少女たちの日々を輝かせてきた。
本企画展では、コバルト文庫の名作群から生まれた「ときめくことば」を中心に、50年の歴史とその魅力をひもといていく。往年のコバルト文庫ファンはもちろん、その子どもたち世代であるコバルト文庫を知らない10代や20代も「ときめくことば」を体感できる展示を通じて、コバルト文庫の世界の扉を次々に開いていく。
本企画展は4つのゾーンで構成される。「ときめくことばギャラリー」は、引き出しや鏡、指向性スピーカーを使って「ときめくことば」を体感。コバルト文庫の名作群から誕生した「ときめくことば」の数々が各所にパネルで展示される。たとえば「帰ってきたら100万回のキスだぜ」(『まんが家マリナ』シリーズ・黒須和矢の台詞)、「憎まれても、きみを手放すことはできない」(『伯爵と妖精』シリーズ・エドガーの台詞)、「あなたの毒は……蜂蜜よりも甘い」(『炎の蜃気楼』シリーズ・直江信綱の台詞)など。
なお「ときめくことば」は、コバルト文庫・オレンジ文庫編集部員による選定のほか、集英社コバルト文庫・オレンジ文庫公式X上でのコバルトファンによる28日午後11時59分までの投稿、大学生たちの投票によって決定される。
トークショースペースでは、日替わりでコバルト文庫のレジェンド作家が来場。トークショーがない時間帯は、コバルト文庫ライブラリーとなる。
また、コバルト文庫の50年の歴史をパネルで紹介すると同時に、人気シリーズの直筆イラスト&作家サイン色紙を展示するほか、コバルト文庫のときめきDNAを継ぐ「集英社オレンジ文庫」も紹介される。
■レジェンド作家たちのトークショー
4月29日(水・祝)久美沙織氏、正本ノン氏(進行役・池澤春菜氏)
5月2日(土)青木祐子氏、響野夏菜氏(進行役・齋藤明里氏)
5月3日(日)桑原水菜氏(進行役・嵯峨景子氏)
5月4日(月・祝)真堂樹氏、須賀しのぶ氏(進行役・齋藤明里氏)
5月5日(火・祝)今野緒雪氏(進行役・池澤春菜氏)
5月6日(水・祝振)榎木洋子氏、若木未生氏(進行役・池澤春菜氏)
5月9日(土)野梨原花南氏(進行役・嵯峨景子氏)
5月10日(日)日向章一郎氏(進行役・嵯峨景子氏)