出光興産のロゴマーク 出光興産は16日、千葉県市原市と、山口県周南市にある基礎化学品エチレンの生産設備2基で、稼働率を下げて運転する減産対応を始めたと明らかにした。中東情勢悪化によるホルムズ海峡の事実上の封鎖により、原料である原油由来のナフサの調達が困難になりつつあるため。石油化学メーカー各社が同様の対応を取っており、国内で少なくとも6基が減産に踏み切ったことになる。
現在、国内にはエチレン生産設備が12基ある。このうち三菱ケミカルが茨城県神栖市で運営する1基、同社と旭化成が岡山県倉敷市で共同運営する1基、三井化学が市原市と大阪府高石市に持つ2基でも、減産対応が行われている。