写真 コスメブランド「SHIRO(シロ)」を展開するシロが、4月1日から週休2.5日制と賞与の給与化を導入する。販売職、オフィス職、製造職を含む全職種を対象とし、働き方改革と社員の生活の質向上を図る。
週休2.5日制は、週の所定労働時間40時間を維持しながら、週4日勤務に加えて1日を半日勤務にする制度。1日の実働は9時間(休憩1時間)で、給与は従来から変更しない。年間休日は従来の127日から144.5日に増える。
同社は企業理念として「世の中をしあわせにする」を掲げており、今回の制度もその考えに基づく取り組みのひとつ。社員の時間を増やすことで社会への気づきや経験を広げ、仕事の価値向上につなげることを狙う。社員の声を踏まえ、全職種でトライアルを実施したうえで制度化した。
併せて、年2回支給していた賞与のうち1回分を月々の給与に分割して支払う「賞与の給与化」も導入する。年間支給額は理論上変わらないが、月ごとの可処分所得を増やすことで、週休2.5日で生まれた時間を学びや経験に活用できるようにする狙い。なお、個人評価に基づく決算賞与は年1回支給する。
同社は海外展開の拡大を見据え、日本特有の賞与制度を見直すことでグローバル人材の採用強化や外国籍社員が働きやすい環境づくりを進める。今後は2030年までに「週休3日制」の実現を目指す。
なお同社の海外展開は2016年にロンドン、2023年に台湾に実店舗をオープン。アメリカでは自社EC、中国では越境ECを展開。2025年には韓国に進出し、現在3店舗を構えている。