JR留萌線の運行最終日を迎え、集まった人たちに見送られながら石狩沼田駅を出発する最終列車=31日夜、北海道沼田町 JR北海道は31日、留萌線(深川―石狩沼田間)の運行を終了した。かつて石炭やニシン輸送を担った重要路線だったが、需要低迷により115年の歴史に幕を閉じた。沿線ではお別れのセレモニーが開かれるなど、地元住民や鉄道ファンらが別れを惜しんだ。
1910年11月開業の留萌線は、2021年度の輸送密度が1キロ当たり1日平均90人にとどまり、1975年度の2245人から激減。23年4月に一部区間が先行廃止され、正式名称に「本線」が付くJRの路線では、14.4キロと日本一短くなっていた。
運行最終日の31日午前、石狩沼田駅(北海道沼田町)では式典が開かれ、横山茂町長は「たくさんの物語や希望を運んでくれた留萌本線は皆さんの記憶の中で走り続ける」と涙ながらにあいさつした。

JR留萌線の運行最終日を迎え、横断幕を掲げる乗客ら=31日午前、北海道沼田町

JR留萌線の運行最終日を迎え、石狩沼田駅を出発する列車=31日午前、北海道沼田町