「日傘男子」に「ネクタイ女子」も=個性重視ファッションに商機

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2026年05月05日 20:02  時事通信社

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時事通信社

青山商事が1月に発売したネクタイ「スキニータイ」を着用する女性(同社提供)
 性別にこだわらない個性重視のファッションが、10代半ばから30歳ぐらいまでの「Z世代」を中心に広がっている。男性の日傘利用は珍しくなくなり、女性向けにアレンジしたネクタイも登場した。アパレル各社は「ジェンダーレス」の潮流を商機とみて、品ぞろえの強化や店づくりの工夫を進めている。

 紳士服最大手の青山商事は1月、女性向けネクタイ「スキニータイ」を発売した。男性用より細身で短く、結び目も小さく収まるのが特徴だ。男女兼用スーツも男女双方の売り場で展開。オーダースーツコーナーを双方の売り場の真ん中に配置し、女性が注文しやすいよう配慮する店もある。

 同社が昨年、女性アプリ会員約850人に行った調査では、約半数が「メンズスタイルに関心がある」と回答した。「若い層で男性物の流行の波が来ている」と担当者。職場での「脱スーツ」が加速する中、Z世代を念頭に女性客を中心とした新規需要開拓に知恵を絞る。

 アパレル大手の三陽商会では、もともと女性向けだったミニバッグが男性にも好調だ。特に、弁当などを持ち運ぶのに便利なランチトートバッグは昨年11月末の発売以来、1カ月の売り上げが計画の約3倍に達した。30〜40代男性が中心で、バッグに付けるクマのぬいぐるみを一緒に購入するケースも目立つという。

 近年の猛暑で、日傘を利用する男性が増えている。傘メーカーのウォーターフロント(東京)によると、昨年「日傘デビュー」した人は30代男性で23%に上った。紳士服大手AOKIでは、日傘の購入層の多くが男性といい、「ビジネスウエア専門店で、抵抗なく購入しやすいのではないか」(広報)とみている。 

三陽商会が男性向けブランドで展開するランチトートバッグ(同社提供)
三陽商会が男性向けブランドで展開するランチトートバッグ(同社提供)


ランチトートバッグを持って歩く男性(三陽商会提供)
ランチトートバッグを持って歩く男性(三陽商会提供)

このニュースに関するつぶやき

  • 少しは売れるよ。でもそもそも、それを買う人はわざわざ半端に作ったものじゃないんだ。
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