ナツコミ2026特典、開始前からフリマに大量出品 集英社「ゲーム用カードではない」と注意喚起

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2026年06月30日 09:20  おたくま経済新聞

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ナツコミ2026特典、開始前からフリマに大量出品 集英社「ゲーム用カードではない」と注意喚起

 株式会社集英社は6月29日、7月1日より全国のフェア参加書店で始まる夏のコミックスフェア「ナツコミ2026」の書店配布物「描き下ろしメタキラカード」について、公式Xを通じて注意喚起を行いました。


 フェア開始前にもかかわらず、一部のフリマアプリ等に多数出品されていることを確認したといいます。


 騒動の中心となっているのは、人気漫画「ONE PIECE」のカードです。フェア開始前から出品が相次ぐ背景には、作品人気に加え、カード仕様やコレクター需要など、複数の要因が重なっているとみられます。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


■ フェア開始前からフリマアプリで高額転売が相次ぐ事態に

 「ナツコミ」は、2003年から毎年開催されているコミックスフェア。今年は人気漫画の描き下ろしイラストを使用した全22種の「メタキラカード」が、対象コミックスの購入者に数量限定で配布される予定です。


 配布方法は一般的に、対象本1冊の購入につき1枚が手渡されるケースが多いものの、集英社が6月26日に発表したプレスリリースによると「配布方法、配布条件、取り扱い種類は店舗によって異なります」とのこと。ランダム配布か、絵柄を選べるかといった運用も、店舗によって差が出そうです。


 また、例年はしおりやステッカーなどが配られ、大きな混乱は見られませんでしたが、今回の「メタキラカード」は、漫画家の描き下ろしイラストにメタリック加工やサインがプリントされた仕様です。


 とりわけ注目を集めているのが、人気漫画「ONE PIECE」のカードです。近年の作品人気に加え、カードゲーム市場の盛り上がり、作者・尾田栄一郎さんの描き下ろしイラストやサインが施されている点などが重なり、例年以上に関心が高まっているとみられます。


 フリマサイトでは、1枚あたり7000〜8000円前後での高額出品のほか、1人で数十枚から100枚規模を出品しているとみられるアカウントも。また、海外のコレクター需要も、こうした動きを後押ししている可能性があります。



■ 集英社が公式声明を発表 書店への電話問い合わせは控えるよう強く要請

 こうしたフェア開始前からの転売の動きを受け、集英社はナツコミ2026公式Xで、フェアに関する詳細を改めて発表しました。


 本フェアで配布されるカードは、あくまで独自の書店配布物であり、「ONE PIECEカードゲーム」をはじめとするゲーム用のカードではないこと、カードに施されている作家のサインは直筆ではなく、すべて印刷であることなど、仕様についての誤解を解くための説明を行っています。


 また、配布条件や取り扱い種類、配布開始日は店舗ごとに異なるとした上で、フェア参加書店への電話による直接の問い合わせは控えるよう、強く呼びかけています。


 フェア開始前から特典が高額で出品されるという、主催者側にとっても想定外とみられる今回の事態。作品を応援するファンのもとへ、健全な形で特典が行き届くよう、配布の現場では今後も慎重な対応が課題となりそうです。


<参考・引用>
ナツコミ2026【7月1日よりフェア開催!】(@shu_natsucomi)
株式会社集英社プレスリリース
※「ONE PIECE」メタキラカードサンプル (C)尾田栄一郎/集英社


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026063002.html

このニュースに関するつぶやき

  • ワンピースカードゲームでシリアルナンバーが打ってないの(要するに流出品)もそうだけれど、どこの印刷会社がやらかしたかって正確には分からないのかな?
    • イイネ!8
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