
いま、「夜行列車」が、日本各地で復活の動きを見せています。この夏は初めて“夜行新幹線”も登場し、シルバーウィークには第2弾の運行が決まっています。
【写真を見る】隣は空席で広々!即完売した“夜行新幹線”の車内は…?
なぜ、激減した「夜行列車」がいま復活しているのでしょうか?
夜出発→朝到着 “夜行新幹線”が再び運行!高柳光希キャスター:
8月8日に運行した「東海道ルミエールエクスプレス」。
東京を夜に出発し、日をまたいで翌朝に新大阪に到着する“夜行新幹線”で、料金は普通席1万5000円(大人)で、用意した約500席が2日で完売しました。
座席は隣に人がいない、ゆとりのある設定となっていました。
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次回は、新大阪から東京に向かう、上り方面の運行が決まりました。
【「東海道ルミエールエクスプレス」次回の運行予定】
▼9月22日→23日
▼新大阪→東京
▼料金:1万7000円(大人)
(販売は3日まで)
前回は、東京を夜に出発し、早朝に新大阪に到着しました。
<8月8日>
午後10時:東京駅発
富士山・名古屋駅を通過し…
<8月9日>
午前0時ごろ:岐阜羽島駅着(約6時間停車)
午前6時ごろ:岐阜羽島駅発
午前7時前:新大阪駅着
TBS報道局社会部 寺島学記者:
実際に乗車して面白かったのは、岐阜羽島駅到着後の30分間と、出発前の30分間はホームに降りることができたことです。夜間にもかかわらず、たくさんの方がホームに降りて非日常を楽しんでいました。
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それ以外の時間は、ドアが閉まっているので、しっかり寝ているお客さんが多いという印象を持ちました。
夜行新幹線の良かった点は、「停車時間が長く、揺れや音を気にせず休める」こと。
一方で、微妙だった点を強いて挙げると、「(防犯上の理由で)深夜も車内が明るいままだった」ことです。次回の運行では、アイマスクやスリッパを配布する予定だそうです。
高柳キャスター:
8月に運行した夜行新幹線は、深夜に岐阜羽島駅に到着し、6時間停車しました。
JR東海によると、新幹線は午前0時から午前6時までは、保線作業や近隣住民に対する騒音への配慮などを理由に運転しないことになっています。
そんな中、夜行新幹線を運行することになったのは、当日の始発で行くよりも、もっと早朝から活動したい、前泊でかかる宿泊費を抑えたいというニーズ、つまり、夜行バスなどで移動する客層をねらいにしたのです。
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しかし、スピードが売りの新幹線、長時間の停車でも勝機はあるのでしょうか。
寺島記者:
JR東海の社長は、「広さと安全性」をアピールしています。
まず、隣に乗客がいないので、ゆったり寝ることができるし、荷物を置くスペースもあるので広々と利用できます。
また、乗務員が常に巡回しているため、夜移動することが不安な人でも利用しやすいということです。
やはり夜行バスとは移動の方法が違うので、その点をアピールポイントにしていくと思います。
“あこがれの夜行列車”続々登場高柳キャスター:
夜行列車のラストランが相次いで報じられる時期もありましたが、新幹線以外にも今、「夜行列車」が続々登場しています。
<JR西日本(2020年〜)>
「ウエストエクスプレス銀河」
・料金:1万2950円(京都〜下関の場合)
<JR東日本(2024年〜)>
「アルプス」
・料金8870円(新宿→白馬 / 7〜9月)
<JR東日本(2027年度〜)>
「ルナ・アズール」
品川〜青森など値段は検討中
井上貴博キャスター:
今回の夜行新幹線は、(岐阜羽島駅に)停車して30分間ホームに降りられるけど、改札からは出られない?
寺島記者:
改札からは出られない、という形となっています。
井上キャスター:
改札から出られるようになると、利便性が広がるような気がします。例えば名古屋駅に着いて繁華街を楽しんだり。でも管理が難しいですね。
寺島記者:
改札外への出場については、さまざまな課題があるのかもしれません。ただ、JR東海に取材をしたところ、「駅でおもてなし」など、色々なパターンを想定していきますと話していました。
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<プロフィール>
寺島 学
TBS報道局社会部 国交省担当
好きな列車は「サンライズ出雲」
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身
政治記者歴30年

