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2008年9月5日。
この日のランキングには、実写版『ドラゴンボール』をめぐるニュースや芸能人の話題、恋愛・結婚に関するアンケートなどが並んでいます。
18年後の今から読み返してみると、当時は何気なく開いていたかもしれないニュースにも、その後があります。
公開前から原作との違いが注目されていたハリウッド版『ドラゴンボール』。「婚活」という言葉がまだ「何をすること?」と問われていた頃。そして、始まったばかりだった東京ディズニーリゾートの撮影ルール。
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「ピッコロは緑じゃない?」から考える海外実写化
「ピッコロは『緑』ではなかった」。『ドラゴンボール』を知っている人なら、「そこを変えるの?」と思ってしまう見出しです。
当時ハリウッドで製作されていた実写版『ドラゴンボール』。記事では、予告編をキャプチャーしたと思われる画像に、原作とは大きく異なる、緑色ではないピッコロの姿が写っていたと伝えています。ただし、画像の入手経路は不明。完成した映画では、ピッコロは緑色の姿で登場しました。
一方、完成した映画には、原作から大きく変わった設定もありました。
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翌2009年に公開された『DRAGONBALL EVOLUTION』では、そんな学園生活から悟空の物語が始まります。
日本の漫画やアニメの海外実写化は、その後も続いています。
2017年のNetflix版『Death Note/デスノート』では、主人公は夜神月ではなく「ライト・ターナー」となり、物語も再構成されました。そして現在制作中のハリウッド実写版『GUNDAM(仮称)』は、既存アニメの物語をそのまま再現するのではなく、新しい物語として作られています。
作品によって、そのアプローチはさまざまです。それでも海外で実写化されるたび、「原作の何を残して、何を変えるのか」は気になるところです。
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「婚活」って、何をすることだった?
今なら「婚活しています」と聞けば、結婚相談所やマッチングアプリなどで相手を探す姿を思い浮かべる人もいるでしょう。ところが2008年の記事を読むと、「婚活」の中身がちょっと違います。
この日の「あなたにとって『婚活』とは」という記事では、まず「婚活」に「結婚活動の略」という説明が付いています。
さらに25〜39歳の独身男女に「あなたにとって『婚活』とは何ですか」と尋ねると、男性の1位は「デートすること」。2位は「好きな人にアプローチすること」、3位は「経済力を身に付けること」でした。
女性の1位は「家事などの生活力を身につけること」。2位に「結婚紹介所などに登録すること」、3位に「お見合いをすること」が続きます。
結婚相手を探すサービスを利用することだけでなく、デートすることも、家事や経済力を身につけることも「婚活」。言葉が広まり始めた頃だからこそ、「婚活とは何をすることなのか」もまだ幅広く捉えられていたことがうかがえます。
さらに今読むと印象に残るのが、「婚活をしない理由」です。
男性では2位、女性では1位だったのが、「結婚は自然にするものだから」。
結婚のために意識して行動する「婚活」という新しい言葉が登場する一方で、結婚は活動して相手を探すものではなく、自然な出会いの先にある。そんな感覚も、同じ記事の中に残っています。
それから16年後の2024年。こども家庭庁の調査では、調査対象となった既婚者が配偶者と出会ったきっかけの1位は「マッチングアプリ」で25.1%。「職場や仕事関係、アルバイト先」の20.5%を上回りました。
出典:令和6年度「若者のライフデザインや出会いに関する意識調査」(こども家庭庁)
もちろん、マッチングアプリでの出会いがすべて「婚活」というわけではありませんし、「自然な出会い」を望む気持ちがなくなったわけでもありません。
それでも、2008年の「結婚は自然にするものだから」という回答と並べてみると、時間の流れを感じます。
「婚活って何をすること?」と尋ねていた2008年。その後、結婚につながる出会いを自分から探すためのサービスは、実際に夫婦が出会う場所の一つになっています。
ディズニーの「三脚禁止」がニュースだった日
東京ディズニーリゾートで写真を撮るとき、一脚や三脚などの撮影補助機材は現在使用できません。そのルールを18年前までさかのぼると、この日のランキングにたどり着きます。
「TDR三脚持ち込み禁止が話題に」。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、2008年9月1日から、カメラの一脚・三脚やハードケースなどの園内への持ち込みが禁止されました。ランキングに記事が載った9月5日は、始まってまだ4日目でした。
記事で理由として紹介されているのは安全面です。三脚を使った場所取りや、カメラのハードケースと子どもとの接触事故などが問題になっていました。
一方で記事には、パレードなどを撮影した映像を無断でDVD化し、ネットオークションで販売する例も登場します。そのため、営利目的の撮影を規制する意味もあるのではないか、という議論も紹介されていました。
それから18年。
現在の東京ディズニーリゾートの公式ルールにも、一脚・三脚、自分撮りスティックなどの撮影補助機材の使用禁止が明記されています。小さくたたんで片手に収まるハンドサイズのものには条件付きの例外がありますが、商業目的の撮影も禁止されています。
もちろん、2008年の「持ち込み禁止」と現在の「使用禁止」では、ルールの細部まで同じというわけではありません。
それでも現在のルールにある「一脚・三脚」という文字を2008年の記事までさかのぼると、少し違って見えてきます。
今ではパークを楽しむためのルールとして案内されているものが、2008年9月5日には、始まったばかりだからこそニュースになっていたのです。
18年後から、もう一度ランキングを眺めると
2008年9月5日。当時は何気なく開いていたニュースも、18年後から読み返すと、その後の時間まで一緒に見えてきます。
「婚活」という言葉に説明が付いていたこと。ディズニーの三脚禁止がニュースになっていたこと。そして、公開前の『ドラゴンボール』をめぐって「原作とどう違う?」と気にしていたこと。
ニュースの内容だけでなく、「あの頃は、これが新しかったんだ」と気づけるのも、昔のランキングを読み返す面白さなのかもしれません。
あの日のあなたは何をしていましたか?
2008年9月5日。実写版『ドラゴンボール』の行方を気にしていたでしょうか。「婚活」という言葉を初めて目にした人もいるかもしれません。あるいは、ディズニーの新しいルールについて話していた人もいるでしょう。
今では当たり前に知っていることも、当時はまだ新しかったり、見慣れなかったりしたものです。
もしmixiに当時の日記が残っているなら、ぜひあの日の自分を訪ねてみてください。
2008年の日記一覧へ
ニュースだけでは見えてこない、「自分だけの2008年」がそこに残っているかもしれません。


