新潟女性殺害、二審も無期懲役=裁判員判決を支持―東京高裁

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2024年05月17日 15:31  時事通信社

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時事通信社

東京高裁=東京都千代田区
 新潟県新発田市で2014年、女性会社員=当時(20)=が殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致傷などの罪に問われた喜納尚吾被告(41)の控訴審判決が17日、東京高裁であった。斉藤啓昭裁判長は、死刑求刑に対して無期懲役とした一審新潟地裁の裁判員裁判判決を支持し、検察側、弁護側双方の控訴を棄却した。

 弁護側は事故死の可能性が否定できず、目撃証言なども信用できないと主張したが、斉藤裁判長は被告の犯行と認定した一審判決に事実誤認はないと退けた。一方で「無期懲役が軽すぎて不当とは言えない」と述べ、一審に続き死刑を回避した。

 女性の遺族は判決後、「極刑が相応という気持ちは今も変わっていません。まだ諦めたくないという思いです」とのコメントを出した。

 喜納被告は別の女性に対する強姦(ごうかん)致死などの罪で18年に無期懲役が確定している。 

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  • 無期懲役で一生つまらない生活をさせるのも辛いという考えもあるかもしれないが、税金の無駄。
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