すし店従業員が切られた事件で、現場周辺を調べる警視庁の捜査員ら=25日午後、東京都豊島区 25日午後4時35分ごろ、東京都豊島区西池袋のビル2階のすし店で「人が刺されている」と119番があった。警視庁池袋署などによると、店の50代くらいの男が同僚の30代男性の首などを刺したという。男性は病院に搬送されたが、死亡が確認された。
同署は近くの交番に「人を刺した」と出頭した男の身柄を確保しており、容疑が固まり次第逮捕する方針。
同署によると、凶器とみられる業務用の包丁が店内に落ちており、男はこれを使って男性の首や腹など複数箇所を刺した可能性がある。
事件当時、ほかにも数人が店内にいたという。
同じビルの別の階で友人を待っていたという女性(26)は「こんな間近なところで事件が起こるとは。びっくりしている」と声を震わせた。
現場はJR池袋駅から約200メートル離れた商業ビルが立ち並ぶ地域。