福岡で高校生が用水路転落　700メートル流され自力ではい上がる

　10日午後5時25分ごろ、福岡県福津市畦（あぜ）町で「西郷川が氾濫している。60代男性と女性が流された」と近くの住人から119番があった。消防などが捜索を続けている。

　一方、福岡県などによると、10日午後5時ごろ、福岡県宗像市で県立高校の女子生徒が用水路に転落。約700メートル先の川の支流まで流されたが、自力ではい上がり消防団に保護された。額を6針縫うけがをしたが、命に別条はないという。

　福岡県では9日深夜から10日夜にかけて線状降水帯が相次いで発生し、各地で浸水などの被害が発生している。【栗栖由喜、宗岡敬介】