ハロウィーン当日ということで、東京・渋谷のスクランブル交差点では警察官が人の流れを整理しています。ハロウィーンを警戒する動きはほかの繁華街にも広がっていて、楽しみ方にも異変が起きています。
きょう、東京・渋谷では、DJポリスを含む機動隊員など、警察官“数百人態勢”で警備が行われています。若者の街には、“警戒の色”も。
記者
「渋谷のハンズですが、看板がありますね。きょうは1時間早めての閉店となります」
「こちらにも『ハロウィーンの仮装をしている方の入店お断り』と書かれています」
午後1時ごろの渋谷センター街。数時間後、人の数が増えたように見えます。その後、人の滞留を防ぐため、柵が設置されて一方通行に。車両については、宮益坂下からスクランブル交差点までの区間が、あす未明にかけて通行止めとなります。
“渋谷のシンボル”がシートで覆われる一方、新宿歌舞伎町の広場にもきょう、白い幕が張られました。
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記者
「歌舞伎町の中心部にある広場です。イベントスペースが封鎖され、道となっています」
新宿のハロウィーンも、今年は変わります。あす午前5時まで、路上での飲酒が禁止に。対象となるのは、JR新宿駅の東口駅前広場の北側と歌舞伎町にかけてのエリアで、店舗にも酒類の販売自粛が要請されています。
さらに…
記者
「新宿区の職員が見回りを行っています」
このほか、新宿区は民間の警備員を75人配備するなどハロウィーン対策の予算として、3200万円あまりを計上。渋谷区も、警備の委託費として、6500万円あまりを予算計上しているということです。
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ハロウィーン当日。節度ある楽しみ方が大切です。
ちなみにこちらは二十歳の大学生。
東京・渋谷
「どうしても楽しみたいんだったら、やっぱり節度を持って。文化が壊れるのは悲しいので、文化を楽しんでいる人たちが自分たちでこれは止めようとかなると、いい文化として残るのではないかなと思います」