ディープモンスター(c)netkeiba 京都芝2400mを舞台に行われる伝統のGII・京都大賞典。過去の傾向を見ると、春のビッグレースから休養を挟んで出走してくる実績馬が強さを見せている一方で、特定の条件を満たした馬が穴をあけるケースも少なくない。今年もバラエティ豊かなメンバーが揃い、馬券的な妙味も十分に見込める一戦となった。
1.前走GI組が格の違いを見せる
過去10年のうち京都で行われた8回で、前走でGIを使われた馬は[3-6-4-24]で複勝率35.1%。前走GII組が複勝率13.0%、GIII組が13.8%なので、他路線を圧倒していることがわかる。厳しい戦いを経験してきた実績がここでは大きなアドバンテージとなるので、まずはGI帰りの実力馬を中心として考えたい。
2.前走惜敗馬が巻き返す
着順のデータを見ると、前走2着または3着に敗れた馬が合わせて[4-1-0-13]。勝率22.2%で単勝回収率は245%と高い数字をマークしている。一方、前走1着馬は[0-1-2-13]とかなり苦戦しており、前走を勝ち切った馬より惜敗した馬の方を馬券の上では重視したい。
3.前走10番人気以下の馬にも注目
前走で10番人気以下だった馬はここでも人気薄になることが多いが、そんな中で[2-2-1-29]と、過去8回のうち2勝を挙げている。単純に複勝率が高いのは前走1番人気馬の複勝率41.7%だが、今年は該当する登録馬が1頭だけなので、前走人気薄のパターンにより注目したい。
ディープモンスターは昨年の京都大賞典覇者。今年で8歳を迎えるが、カタールのアミールTで欧州の強豪を破り、香港のチャンピオンズ&チャターCでも3着と健闘している。「前走GI」「前走2〜3着」という2つの好走ファクターを満たしており、メンバー的にも今年も勝ち負け必至と見ていいだろう。